スマートフォンゲームアプリの企画開発・サービスを手がけるコムシード株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:塚原謙次、名古屋証券取引所セントレックス上場、コード:3739、以下コムシード)は、「GREE」で運営するソーシャルゲーム「グリパチ」が、累計利用者数500万人を突破したことをお知らせいたします。これを記念して、5月16日(土)より記念キャンペーンを実施いたします。
ちょっと冷めた書き方をすれば現在のデイリーアクティブユーザーとかマンスリー・・・が重要だとは思いますが、それだけ長い間ユーザーを集めているという事なのだと思います。
ただし、グリパチはもちろんですが、パチンコ業界が重要な局面を迎えています。
以前から縮小傾向にあるパチンコ業界ですが、今回の事態で協力休業を余儀なくされ体力の無いホールは現在続々と閉店に追い込まれています。
さらに今回の場合東京医師会がパチンコ業界に対して誤ったコメントを出したように根拠なきバッシングを受けてしまいました。
パチンコ業界が声を上げて反撃に出ることはまだ難しいかもしれませんが、騒動が落ち着いた時にはしっかりと検証する必要があると思います。
例えば最終的には自分たちの為であるとは思いますが、ユーザー、地域貢献の為にマスク、消毒液の配布、営業できないホールの駐車場を開放し飲食のドライブスルー販売など
こういった事は殆ど報道されていないと思いますが、誰に頼まれた訳ではなく自分たちの出費、時間を使っています。
そんなの一部だけでしょと思うかもしれませんが、きちんと調べればかなりの数、場所になる事がわかると思います。
でもパチンコ店は休業要請にも応じなくて営業を続けたとなるかもしれません。
もちろん要請に応じなかった店舗は確かに存在します。
ただし、地域によっては100%、ホール全体ではおよそ95%の休業率です。その他業種できちんと統計をとって休業要請に応じない店舗の数を公開、店舗名を吊し上げた業種はあるのでしょうか?
叩きやすい所を叩いて多くの市民の溜飲を下げたり自分の支持率アップにつなげていなかったでしょうか?
と言いたいこと、思うことは山程あるのですが、どうしてそれをここでとなるのですが、パチンコ業界の存続はグリパチにも密接に関係があるからです。
何度か書いていますが、パチンコ業界が壊れてしまうとグリパチも運営がままならなくなるからです。
パチンコ店に人がいなくなればパチンコが好きな人はグリパチなどのアプリで遊ぶという考えは絶対に間違い、大甘です。
この事はコムシードも認識していると思います。でなきゃ・・・
決算短信とか増資の言い訳()を読み込んでもらえば納得出来ると思いますが、業界縮小で既にアプリ開発数の減少で売上を落としています。
大海で釣りをする場合釣りをする人は多いですが、魚を釣る事は出来ます。
それが業界が縮小し小川で釣りをする事になったとします。もちろん釣り人は少なくなりますが、それでも残る釣り人と競争して以前より多くの魚を釣る事が期待出来るでしょうか?無理だと思います。
そんな状況でグリパチが売上の約50%を占めるコムシードは釣りを諦める事が出来るでしょうか?これも無理。
前にアプリで儲かったらグリパチに資金投入を・・・と書いた記憶がありますが、今回の増資でそれより早く資金投入が出来ました。
コムシードとして業界存続に貢献出来る部分は少ないとは思います。それでも今資金投入出来る事は非常に意味があると思います。