今更ですが、ここのブログタイトルは「コムゲー攻略」でコムシードに関連した内容がメインのブログです。
最近はコムシードがアソビモと業務提携を結んだ事を機に仮想通貨にも興味を持ち関連した記事もいくつか投稿しています。(肝心のABXが不透明なのは残念ですが。。。)
そんな中で今日「xcoin」「xcoinwallet」のリリース会見がありました。
厳密には仮想通貨では無いのかもしれませんが、展開次第では通貨のあり方が変わってしまうのではないかと思うくらい大きな動きになる可能性があると思います。
ちなみに今日の発表会見をされた方ですが、「竹田恒泰氏」氏です。
思想的に好き嫌いがはっきり分かれる方なのかな~と思いますが、肩書としては旧皇族竹田家に生まれ政治評論家、作家、ラーメン店、両替商経営などと非常に多彩です。
そして今回は両替商経営の部分が密接に関わってきます。
前述のように厳密には仮想通貨では無いかもしれませんとしている理由は今回発行されるコイン「xcoin」はステーブルコインです。
ステーブルコインは価格変動の無いコインを指します。
一口にステーブルコインを発行すると言ってもどうやってその価値を担保するか?ですが、それぞれの通貨に対して同等のxcoinを発行し、発行したxcoinは同等の通貨で払い戻しをする事で価値が担保されます。(1円→1XYEN、1XEN→1YEN、1USD→1XUSD、1XUSD→1USDなど、コイン発行にはECR20の技術を使用)
ようするにxcoinの発行自体に利益を生む要素はありません。(xcoinの売買で利益を生む事は出来ません(ただし為替変動によ損益は当然発生します)
じゃ~何処でこの事業が利益を生み出すかというと通貨をまたぐ変換XYEN→XUSD、XUSD→XYENなどには手数料が発生します。(同一通貨での送金時には手数料が発生しません)
ここで、両替商経営のノウハウが生かされる事になります。(レートも他社より有利なレートが提示できるようです)
後はxcoin変換時に預かった現金を運用(ただし激しく運用するのではなく銀行口座に預金等を行った利息など)
その為国内で盛んに勧められているキャッシュレス決済などでも手数料なしで決済可能になります。
とま~下手くそな説明より本人の動画を見ていただきたいと思います。。。
動画でも説明がありますが、仮想通貨事業はとある騒動以来非常に厳しい状況でどうしてこの事業を始める事が出来たのか?
もう半分「とんち」のような世界ですが、こういうポイントを見つけ事業としての可能性を見つけた事はさすがなのかもしれません。
前述のようにこの技術はECR20を使用しています(仮想通貨イーサリアムなどが採用しています)その為仮想通貨の扱いで国内法で厳しく規制されそうな感じなのですが、仮想通貨としての営業許可は必要としません。
理由としては最初に現金を預かりその「預り証」の形でxcoinが発行されるので言ってしまえばプリペイドカードを発行するのと同義に扱われます。(営業免許の取得難易度が低くなります)
そのかわり政府に供託金として預かり資産の50%を預ける事になります(1000万以上の預かり資産があった場合。この点はアプリのダイヤなども同様の扱いでサービス終了時に返金返金未対応の時はたいていこの基準に該当しない場合(1000万も預かっているダイヤがない)が多いと思います、それでも仮想通貨交換業として営業を開始するよりハードルは低いです)
正直色々未知数な部分も多いですが、凝り固まった日本の大手企業では中々出来ない事を日本のベンチャーが「世界を狙える」取り組みとして開始出来た事は嬉しいです。
とは言えやっぱり色々準備して・・・と考えると迷走はしていますが、フェイスブックのリブラなど同種サービスが始まろうとしている事も確かで今発表した事も結構ギリギリだったかもしれません。