コムシード2019年3月期決算
2019年3月期決算(pdf)
機能業績予想の修正を出しているので決算数値に関してはさらっと・・・
売上高:1,360(△10.2%)
営業利益:39(44.7%)
経常利益:37(60.6%)
当期純利益:20(-)
※単位は百万円
予想よりは下がったけれど、一様黒。
確かこれでも「各種事業を低く見積もって」て感じで予想を建てていたはずですが、毎回の事()なのでま~特にコメント無しです。
昨年度を振り返っても特に大きな投資はしていなくいくつか協業に出資したりで、相変わらず「種まき」は頑張る会社です。
逆に言えば大きな投資無しで赤字になる会社では存在意義が無い訳で最低限普通にやれば黒字に出来るくらいの利益は上げる事が出来る会社です。
と決算の話はここまで、次に昨年度の実績、今後の展開を確認したいと思います。
平成31年3月期通期決算補足説明資料
https://www.commseed.net/wp-content/uploads/2019/05/190510_2.pdf
順に確認します。
・グリパチ
Android・ガラケー減少、iOS増収。
この流れは想定通りな感じです。こうなる前に他をもっと進捗させなければならいのですけどね~
・従量制アプリ
発売タイミングで売上が変わる要素も大きいので売上にはあまり一喜一憂しない方が良いと思いますが、利益重視(=開発本数減)はちょっと寂しいです。
今年度も前年度+αの想定。とりあえず「ガルパンG」がどう動くか???
・アイラブバーガー
MAU(マンスリーアクティブユーザー)は、ま~ま~維持出来ているようです。
売上面に関してこの水準がどうなのかまでわかりませんが、長く続くアプリになって欲しいです。
そして同系アプリも開発中のようです。
コムシードとしてはアイラブバーガーの経験を活かし、ユーザー側がこの実績を評価してくれるか注目です。
・BtoB事業
ストック型堅調、フロー型減少
ストック型は継続収入が見込めるタイプ、フロー型は単発契約のタイプです。
ストック型をこなしつつ余力で単発案件をこなして利益を出していかなければならないですが、その単発案件が減少しているので売上減という事です。
単発契約タイプの減少は業界の落ち込みを反映しての結果だと思います。ぶっちゃけコムシードとして対応することは難しいかもしれませんが、相手先に投資を促すような魅力的な提案をして欲しいと思います。
前回公表された取り組み
- 国内IPゲーム
- ブロックチェーンゲーム
- アイドルコンテンツ展開
- オンラインクレーン海外展開
- カジノ系アプリへの投資
- 先端技術の研究開発
今回公表された取り組み
- アニメIPスマホゲーム本年度中の展開に向けて進行
- ハンターサイト㈱と業務提携。カジノゲーム参入
- I LOVEバーガーに続く箱庭系タイトル開発中
- WEARE資本業務提携。アイドルコンテンツ共同展開
- TCMプレオープン。今後海外展開を拡大予定。
- その他、新規出資やM&Aを継続的に検討中
やっとIPゲームが、今年度中と時期を示して来ました。個人的にはもっと早いと思っていただけにこれはこれで予想外です。
カジノゲームに関してはま~順当な選択だと思います。ここにブロックチェーンを絡めてきそう?
箱庭系タイトルに関しては以前記事にした
コムシードから新規アプリ登場???の事だと思います。クレーンは出だし順調とは言えない感じですが、まだプレオープンという事に・・・
先端技術の開発の項目が無くなってM&Aという言葉が登場しました。すべてをコムシードで賄うことは厳しいと思うので新規出資をしてとりあえず、いっちょかみ()。お値打ちな出物があればM&Aを行いノウハウごと吸収って感じでしょうか?
この中でどれが先に来るのでしょうか?それぞれもう少し早く動くと思っていたのですが、もう少し我慢って感じでしょうか?
ま~今更騒いでもしょうがないのでのんびり待ちます。。。