前回はさらっとコムシード側・ダイナム側からメリット・デメリットについて考えてみましたが、もう少し深堀って考えてみたいと思います。
まずコムシード側から
最近はパチ・スロアプリを開発する会社自体が減って来ていてまともに開発しているのはコムシードとサミー、ユニバくらい?になってきています。
という事である意味コムシードにとっては良い状況で対比される企業がいなくなってきています。良くも悪くもコムシード開発がパチ・スロアプリの基準のような感じです。
それに伴って?最近のコムシードのアプリの評判をどう思いますか?以前に比べ低評価は減ってきていると思います。
これはコムシードの開発能力が上がったのは確かだと思いますが、スマホスペックの向上でパチ・スロアプリ程度なら開発能力の限界に挑戦しなくてもなんとかなっている事も理由にあると思います。これもコムシードにとっては有利に動いていると思います。
さらに最近の傾向としてパチスロに関してメーカーが解析情報をあまり出さない事も良い方向に動いていると思います。
これはスロアプリにある話ですが、挙動が実機と違う!です。情報自体が無いのでま~こんな物かな~って感じで話が流れていきます。今でも挙動に関しては文句をいる人はいると思いますが、確信を持って文句を言えない状況になっています。
そんな状況からのスロパチスピリットです。3D化しているようですが、それ程マシンスペックが必要だったりしない状況で開発出来ているかなと思います。
問題はリリースタイミングかなと思います。
グリパチのサービス停止日は既に発表されていてグリーでのサービス終了が6月末、データ移管可能期間が6月16日までとなっています。
なので理想はグリパチのデータを一般アプリに移管出来る6月16日まで、最悪グリパチが終了する6月末までに次の受け皿として機能出来るようにスロパチスピリットをスタートさせて欲しいと思います。
ま~そんな期待を裏切るのがコムシードだし、ぶっちゃけグリパチが無くなった場合次に遊べるパチアプリも一般アプリ化された(グリパチ)、サミタ、777Real等々かなり少ない状況なのでリリースが遅れても大勢に影響は無いかもしれません。
ただ旧グリパチをどう考えているのかは気になります。以前も書きましたが、同種アプリを2種類運営していくのはコムシードには荷が重いと思っています。とは言え素直に旧グリパチを切り離せないのがコムシードの弱さだと思います。
次にダイナムです。
前回はダイナムはリアルのパチンコは捨てないと書きましたが、単純にそうなんだと言えない状況にあると思います
この点は多くの方も納得出来るかと思いますが、パチンコ業界は厳しくて店舗数がどんどん減っている状況です。
今は1店舗当たりの機械数が増加したりしてで極端な事にはなっていませんが、この増加も限界を迎え更なる減少に移るとい思います。
そんなパチンコ業界ですが、その中でもダイナムの得意とする低貸市場は一段と厳しい状況です。
その点を説明する上で機械の当たり外れが大きくなっている事もあります。高騰する機械は極端に上昇しそんな機械を購入する為には買いたく無い機械も購入するなどしてメーカーとの「お付き合い」をし、ヒットの可能性が高い機械を購入する「権利」をお店は獲得に動きます。そんな多額の出費をして購入した機械もハズレとなれば極端に売りたたかれる事態になります。
この結果が低貸し店にどう影響するかというとまず低貸し店はほとんど新台を購入しません。中古価格が手頃になった機械を購入します。
なので機械を購入しようとした時に極端に高くなった機械では費用回収が難しくなるので購入対象になりません。かと言って極端に値段が下がった機械はお客がそっぽっを向いた機械なのでいくら低貸しだからと言って打ってくれる可能性は低いです。
こんな感じでまともな機械がお店に並ばなくなります。そうなると当然お客は離れていきます。それはお店も困るので結局無理をしてでも人気機種を獲得に動きます。
これが低貸しの経営を圧迫する要因にもなります。
こんな状況なのでダイナムとしてもアプリがヒットして小金が出来るなら歓迎する事になると思います。
ダイナムという会社が残る為ならお店を無理して続ける必要も無くなるので不採算店は大きく減少させる動きになると思います。
ぶっちゃけダイナムがスロパチスピリットにどんなかかわり方をするかよくわかりませんが、その力の入れ方次第では大きく動くかもしれないと思っています。
個人的にはこんな感じですが、もちろんこれが正解!では無いと思うので皆さんの考えも聞きたいです。